動物園よもやま話M/1999.08.10

動物相談員の川鍋さん_

昨年の4月から正門を入ってすぐ左側にそびえ建つウォッチングセンター1階の動物相談コーナーに勤務しています。

主な仕事は電話による動物の相談と入園者からの動物に関する質間の他、
解説員が貸し出しをしている教材の収受及び資料の配布から園内の道案内と多岐にわたります。

動物の質問内容はと申しますとマンモスからアリンコまでの生態・生理などの各ジャンル、
犬やハムスターなどのペットを始め、デンデンムシ、ゲジ、ヒルに至るまで種々雑多な質問を一手に引き受けています。

質問者層もご老人から幼稚園児、大学生、マスコミ関係、翻訳者とこれも又幅広いところですが、
何といっても多いのは幼稚園児や小学生を持つお母さん方(電話相談の40%)で、質間の時間帯も炊事洗濯がすんだ平日の午後3時までに集中しています。

数ある難問奇問の中で最近あった難問の一つを紹介しましょう。

町田市に住む小学校4年生の女の子からの質間で、
カイコの蛹化用の道具として「まぶし」があると先生から教えられたが「まぶし」の語源について教えてほしいとのこと。

恥ずかしながら「まぶし」を使っているのに「まぶし」と言う名前をしらなかった小生、
辞書には「まぶし」を漢字で書くと「蚕簿」とあり、カイコに繭を作らせるためにワラまたはナタネ柄ムギ藁などを東ねて作ったものとあり、語源についてまではいたりませんでした。

養蚕農家出身者に聞いても、「まぶし」は知っていても語源には到達しませんでしね何方かご存じでしたら教えてください。