動物園よもやま話N/1999.11.16

サパンナ飼育係の坂下涼子さん

9月26目朝、アフリカ園サバンナに、新しい生命が誕生しました。

約460日もの間母親のお腹のなかにいたアミメキリンはようやく産み落とされ、サバンナで生きる第1歩を踏み出したのです。

母親は早朝に出産し、私たちが確認した時にはすでに赤ちゃんは母親のそばに座っていました。

しかしその姿を見て誰もが思ったことは、"体が小さい"ことでした。
体重40.2sと、今まで生まれた赤ちゃんの体重よりも20〜30s少なく、
体高も160cmと小さかったのです。

母親が初産だったことで心配が重なりました。
けれども母親はしっかり子を育て、現在ではキリソの小放飼場で体力作りをしています。

母親の名前は"サキ"、その最初の文字を使って"サンゴ”と名付けました。

父親”ヤマト”は今年の2月、6歳という若さで急死しました。

サンゴには、これから父親ヤマトの分までサバンナの仲間と共に精一杯生きてほしいと思っています。