動物園よもやま話/2000.07.19

昆虫飼育係の田畑邦衛さん

かつては図鑑の写真や標本箱の中でしか見ることのできなかった憧れの外国産大型カプトムシクワガタムシが、ついに多摩動物公園にやってきました。

日本国内への生きた昆虫の持込を禁じていた「植物防疫法」の一部が平成11年11月に改正され、
外国産カプト・クワガタ類のうち約50種が輸入できるようになったのです。

今回の企画展では、体長15pにもなる世界最長のヘラクレスオオカプトムシをはじめとして、
体格こそ小柄なものの、銅色や金緑色に輝く色彩が鮮やかなパプアキンイロクワガタなど15種類のカプトムシ・クワガタムシを展示しています。

3本角をもつコーカサスオオカプトムシは興奮しやすく、
世話をするためにケースを開けたときには長い前脚を大きく振り上げて興奮します。
もしも大きく鋭いツメにひっかかれば、カミソリの刃で切ったように皮膚を切り裂かれてしまいます。

世界最重のアクタエオンゾウカプトムシは幼虫も大きく、そのフンの大きさは粒ガムぐらいの大きさがあります。

ぜひ、一度、彼等の迫カのある姿に会いにウォッチングセンターの展示室にいらして下さい。