動物園よもやま話/2001.11.03
1
レッサーバンダ飼育係の八坂圭吾さん

7月13目、ネネ(♀8才)が2頭の子を産みました。

昨年まで6年連続で計10頭の子を産んでいたのですが、メスの子は2頭と少なく、しかもその2頭はすでに死んでしまっていることから、待望のメスの誕生となりました。

産まれてきたときの体重は2頭とも120gくらいで、毛の色は白く、特徴的である耳の形もほとんどありませんでした。
まるでちょっと大きいカブトムシの幼虫のようで、巣箱の中をもぞもぞ動くだけでした。

子育ては基本的にはネネにすべてまかせ、われわれは毎目一回巣箱の中をのぞいて、子が生きているか確認するだけにしました。

そして2ヶ月たったある日、初めて子どもが巣箱から出てきました。
姿、模様はだいぶおとなに近くなっていたものの、毛色はグレーでまるでアライグマのようでした。

そして4ヶ月近くたった今では体重も1.2sを越え、やっとレッサーパンダらしい姿になり、元気に外で遊ぶようになりました。

ところで一緒に育ったはずのこの2頭の性格は、まったく違うようです。
体が大きく顔の模様が角張っている方が活発で、小がらで模様が九みを帯びている方が内気なようです。

今後この2頭がどのように成長していくか、非常に楽しみです。